保育中の話。2歳児クラス。

今日もみんなでお散歩。
公園では、しゃがんで草をかきわけて、
虫さがしに夢中な子どもたち。
「あ、ダンゴムシ!」
「ここにもいるー!」
目をきらきらさせながら、たっぷり楽しんで…
さて、そろそろ帰る時間。
みんなが立ち上がる中、
うみくんはひとり、しゃがんだまま何かを見つめていました。
そして、小さなかわいい声で、
「ばいばーい。おうちにかえってねー。」
虫たちに向かって、やさしく、告げていました。
その姿に、ちょっと胸がじんわり。
虫たちを“ただの生きもの”じゃなくて
「おうちがある存在」として見ていることが、うれしくて。
自然とのかかわりの中で育つやさしいまなざし、
大切に見守っていきたいなと感じたひとときでした。
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